看護師不足はなぜ起きるのか?
 
 

看護師不足はなぜ起きるのか?

病院と言う医療の最前線で医師をサポートし、患者の回復に寄与する看護師は無くてはならない職業です。 しかし現代では現場に十分な看護師がいるという状況ではなく、 どこも少ない人員で病院を維持している状況が続いています。ですが看護学校は特に女性にとって非常に人気のある学校であり、卒業をした人はほとんどが看護師資格を持つということになります。 そしてそうした資格を取った人は看護師の求人に応募することとなりますから、毎年一定量の人材が供給される環境があるはずです。また、http://www.al-tariq.org/ といったサイトがあるように、地方から上京して職を探す看護師もいるぐらいなのですが、そういった環境の中であっても看護師は不足しており、求人情報は日々出されています。ではどうして看護師が不足するのでしょうか。

これに関して最大の原因ともいえるのが「看護師は激務が基本である」ということです。 病院という施設の中にはほぼ必ず患者がいます。そして患者の中には24時間状態をチェックしなくてはならない人もいるわけですから、入院患者を抱える病院にとって、看護師は24時間存在していなくてはならない人材です。 そのため病院では24時間を3分割した「3交代制」や、2分割した「2交代制」という勤務形態が基本となっています。

しかしそうした労働環境では「本来人が休息を取るべき夜間に労働する」という状況が作られることとなりますから、当然ながら心身は磨耗していくこととなるのです。ですが看護師は人の命を預かる職業なわけですから、 万が一にも医療ミスは許されません。結果としてそうした環境の中で働くということに疲れを感じる人が多くなり、若くして職を辞するという人が後を絶たないのです。 そして人員が流出してしまったことによって残された人はさらに過酷な労働環境に投じられることとなり、新人教育なども満足な時間を割けない状況が出てきます。そういった状況が何を引き起こすのかと言うと、 看護師 求人に応募してきた新人たちの早期離職です。

またこうした原因と同様、大きな原因として扱われているのが「主な労働者が女性」という特殊な状況です。 女性は結婚や出産といったような人生のイベントを控えると看護師として働くのを辞めてしまいます。通常の職業であれば育児などが終わり、時間が出来たのであれば職場に復帰することで不足が解消されるのですが、 看護師の職場は激務が続く場所であるため、一度やめた人が戻りたいと思わないのです。加えて医療の現場は日進月歩で技術が変化していますから、発生してしまったブランクに対しても不安を感じる人が少なくありません。 看護師不足はこうした原因が複雑に絡み合った結果、生まれてしまっている問題なのです。